柏崎青年会議所と「ぎおん柏崎まつり」の係わり
八坂神社例大祭である「柏崎祇園祭」の由緒は古く、1840年(江戸時代末期)には、すでに奉納花火の打ち上げが行われていたという記載が確認されています。
昭和25年、柏崎市政10周年にともない、より盛大に行おうという気運が高まったことで、八坂神社祭礼としての「柏崎祇園祭」と柏崎市が行っていた「商工祭」の東西が合体して誕生したのが「ぎおん柏崎まつり」の発祥です。
当時の市政としても一大事業で、商工会議所員や本会議所の先輩方も大変な尽力をされて大成功を収めました。そこにたる仁和賀、民謡流しや、よさこいソーラン節が加わって現在の姿へ変遷していきます。
70年近い時を経て「ぎおん柏崎まつり」に携わり続ける本会議所ですが、時代の流れとともに、奉納行事としての存在感が薄れていることを憂い、2009年に八坂神社に本会議所の御神輿の乗り入れを敢行します。大層喜んだ八坂神社から大酒樽と神社旗の奉戴を受け、これが毎年の姿となり、現在も八坂神社公式の御神輿として盛大に担ぎ上げられております。