LEGACY
柏崎青年会議所から生まれた事業
マーチングバンド
マーチングバンドとは?
1977年、柏崎青年会議所の創立20周年事業として、情操教育・青少年教育の一環、体育と音楽の連携から、当時柏崎では導入されていなかったマーチングとの取り組みを決定し、市内全小学校にマーチングバンド研究会の設立を呼びかけ始まりました。
当時、リコーダーを中心とした鼓笛演奏が主流であった市内小中校の器楽演奏としては、金管楽器の導入は未知の世界、さらにマーチングバンドのような隊形演奏は夢の世界のことでした。そのため、マーチングバンドに関する理解、指導者の育成、楽器の調達、発表の場面等、市内の小中校の音楽担当者への説明会を開催しましたが、出席者はわずか2名という厳しい状況でした。
スタートの時点で大きな壁にぶつかりましたが、マーチングバンド全国大会などのVTRを制作し、先生方の認識を高めてもらうとともに、専門の指導者に学校単位で巡回してもらい子ども達への指導教室・技術指導を行ってもらったことで、理解を深めていきます。
子どもの小道具、衣装などは家庭内で手作り。楽器は年次計画で徐々に確保し、地道な活動から3年、ようやく発表の場面を柏崎まつりの一環として、当時の市民球場を舞台にマーチングバンドフェスティバルの開催となりました。
現在でも小学生の美しい演奏が『ぎおん柏崎まつり』の初日を飾っています。